4歳娘の気持ちのコントロール方法に驚いた話
子供って素直で無垢なだけに、たまに驚くような発言をすることがあります。
ツイッターなんかでも、子供がやけに本質的な発言をして、大人がハッとさせられるような投稿を見かけます。
我が家の娘、普段から比較的面白かったり考えさせられる発言が多いタイプですが、先日は自分の気持ちのコントロールが出来るのかと驚いた次第です。
食事を終えてひと段落していたときのことでした。
息子が騒ぐのでアンパンマンを見せていると、娘の方はお腹が痛くなってトイレに行くことに。
しばらくは息子にいつも通りにテレビを見せていました。
我が家の間取りはリビングの扉を開けると、廊下の最初の位置にトイレがあります。
そのため、トイレとリビングの音はそこそこ聞こえます。
トイレから娘の声が聞こえたため、いつものようにトイレ終了でヘルプの合図かと思ってすぐに向かいました。
娘はまだうんちをがんばっている最中でしたが「娘ちゃんがテレビを見たくなっちゃうから、音をすこーしだけちいさくしてくれる?」と言ってきたのでした。
これって私はすごいことだと思いました。
自分で自分の行動を阻害するものを理解していて、そのためにどうやって解決するべきかを把握しているということ。
そして、その阻害要因に関して他者がかかわるため、今回は他者=私に対して相手が嫌な気持ちにならないための言葉選びができているということ。
わが娘ながら本当に賢いなーと思いました。
娘の通う保育園では文字や語学というわけではないですが、生きていくためのリーダーシップやチームワークと個々の気持ちを最大限配慮するための教育に重点を置いて指導してくれています。
その、保育園で習ってきた話法なのではないかと思っています。
なかなか大人でも相手の気持ちに配慮したセリフって出てこないと思うし、気持ちをきちんとコントロールできていて本当に素晴らしいと思った出来事でした。